散乱線防護 IVRテーブル／クロス／カーテン

室内を飛び交う散乱線から
医療スタッフを守るための空間づくりをご提案します。

SAFETY FIRST

新発想特許出願中

散乱線防護 IVRテーブル SPRIT（スプリット）

IVRの件数が増す昨今は、
術者の被ばくリスクも増加しがちです。
新しい発想から生まれた、
IVRテーブル SPRIT。
散乱線を大幅にカットするとともに、
機能的な施術スペースを提供します。

散乱線を大幅にカットして、IVR施術時の被ばくリスクを低減します。

SPRITは、天板に鉛材を貼り付けたテーブル型の防護設備です。患者のそけい部からつま先を覆うように設置し、遮へいシートをかぶせることで、IVR使用時の散乱線の拡散を大幅に低減、手指や上半身、水晶体を被ばくから守ります。

散乱線の削減率

● 術者の手指で95％、頭頸部で83〜6%の散乱線をカット。

● 計測に使用したファントム
肺野ファントムPBU-SS-2型（京都科学）
ペットボトル2L（4本）の水ファントム
散乱線量の測定位置

SPRITは、耐薬品性に優れた高耐久樹脂素材。約2.9Kgの軽量設計なので、取り付けも容易です。設置位置は寝台の形状に合わせて調整可能で、脚部の高さは患者の体格に合わせ5段階から選べます。つま先を出すための開口部を確保。遮へいシートで覆うことで、側面にはね返る散乱線もシャットアウト。シートはマジックテープでしっかりと固定します。

さらに、水平面を確保することで、安定した手技を可能にします。

SPRITは術者に機能的なIVRスペースを提供します。従来は患者の脚の上などに置いて煩雑になりがちだったカテーテルなどのデバイスも、テーブル上に置けば取り回しがスムーズです。また、水平面に手を置くことで、術者はより安定した手技を行うことが可能になります。

■動画もご覧ください。

散乱線防護IVRテーブル SPRITの研究・開発を手がけた兵庫県立姫路循環器病センター
検査・放射線部北野一良医師に、開発経緯や製品の特長・利便性についてお話しいただきました。

※画面にカーソルをのせるとコントローラーが表示されます。
※IVR手術のシーンを含みます。

散乱線防護・腕固定台 DLAS

腕固定台に放射線防護を組み合わせたDLASは患者様からの散乱線を効率的に減弱します。

鉛カーテンなどと組み合わせることで
より効率的に術者被ばくを低減

DLASは、従来から使用されてきた鉛カーテンや天吊防護板と組み合わせて使用することができ、より効率的に術者被ばくを低減させることが可能です。

❶ 高い散乱線低減効果：10方向の中間値 ^1）

❷ X線の出力や散乱線が高いLAO view は、
X線入射皮膚面が患者様の右側背部になるため、さらに効果的です ^1,2）

１）Fukuda A, Ichikawa N, Hayashi T, et al. Reducing stray radiation with a novel detachable lead arm support in percutaneous coronary intervention. J Appl Clin Med Phys. 2022 Oct;23(10):e13763.
２） Fukuda A, Lin PP, Ichikawa N, et al. Determination of geometric information and radiation eld overlaps on the skin in percutaneous coronary interventions with computer-aided design-based X-ray beam modeling. J Appl Clin Med Phys. 2021 Dec;22(12):140-148.