株式会社保科製作所は、開業医を対象に、「医師の診療以外の業務負担」に関する実態調査を行いました。
サマリー
01|"診療外業務" 約5割は医師が担当している現状
02|管理ツールの導入に9割以上が「改善を期待」するも、“導入だけでは足りない”との声も多数
03|管理システムで「便利」「あったらいい」と思う機能。最多は“スタッフ教育の見える化”
調査概要
調査概要:「医師の診療以外の業務負担」に関する実態調査
【調査方法】PRIZMA)によるインターネット調査
【調査人数】1,015人
【調査対象】調査回答時に開業医と回答したモニター
【調査元】株式会社保科製作所(https://www.hoshina.co.jp/)
【モニター提供元】PRIZMAリサーチ
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🔗 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000160118.html
調査結果まとめ
医師と医療の質を守る「診療外業務」の見直しに 管理ツールが果たす次の役割
今回の調査で、開業医が直面する「診療以外の業務負担」の重さと、それに起因する課題が明らかになりました。
多くの業務で管理システムが導入されており、紙や手作業による管理からは脱却しつつある一方、
Excelなどの汎用ツールを用いた対応も依然として一定数存在し、本格的なDX化への移行には段階的な支援が必要であることがわかります。
特に注目すべきは、医師(院長・院長以外)の業務負担の実態です。
診療以外のマネジメント業務にも医師が深く関与しており、「一部対応を行っている」との回答がすべての項目で約5割を占めました。
スタッフ主導の運営体制が進みつつある兆しはあるものの、依然として医師が実務の一部を担う状況が続いており、負担軽減の余地は大きいといえるでしょう。
こうした業務負担は、「残業の発生」や「クレーム」「インシデント」といった現場への影響を引き起こしており、安全性や患者満足度にも波及する深刻な問題です。
その一方で、9割以上の医師が「管理ツールの充実によって改善が見込める」と回答しており、ツール導入への期待が非常に高いことが明らかになりました。
さらに、求められている機能として「スタッフ教育の可視化」や「マニュアルの一元管理」、「トラブル・インシデント管理」が上位に挙がっており
、業務の効率化だけでなく、現場全体の質の向上やリスク対策を支える機能へのニーズが高いことがわかります。
これらの結果は、管理ツールが単なる“業務効率化の手段”ではなく、院内の組織運営そのものを支えるインフラとしての役割を果たすことが求められていることを
示しているといえるでしょう。
診療以外の業務に負担を感じている現場には、可視化・標準化・教育支援の観点を踏まえた管理ツールの導入を通じて、患者対応に注力できる体制づくりが求められます。
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