保科製作所総合カタログ 2023
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Columns ofColumns ofColumn 22Column X線防護衣は積層構造です。Column 33Column 約60年前、HOSHINAのX線防護衣は誕生しました。 医療安全のポイントやHOSHINAブランドをもっとよく知っていただくために。41●定期的なX線検査をおすすめします。X線防護衣は積層構造なので、遮へい材の状態を目視することができません。 定期的にX線透視検査をして、安全性をご確認ください。1950年代に誕生したX線防護衣「JIS前掛け」表面材遮へい材脱いだら必ず専用ハンガーへ。 どんなにお疲れのときにもお忘れなく。脱いだあと、たたんで置いたり、脱いだままソファの上にクシャッと置いたりすると、折りジワ部分の遮へい材に穴や亀裂ができる場合があります。十分な安全性を確保するために、X線防護衣はつねにハンガーに掛けて保管してください。2枚の“表面材”の間に“遮へい材”を収めています。X線防護衣には積層方法という製法を採用しています。遮へい材を2枚の表面材で挟み込むもので、これがしなやかで動きやすい着心地を実現しています。いまから60年ほど前、保科製作所が初めて開発したX線防護衣は鉛を練り込んだゴム製で、その重さ、硬さはまるでヨロイのようでした。試行錯誤を経て、1980年代にたどりついたのがこの積層方法だったのです。1950年代、X線防護衣の草分けとなる 『JIS前掛』を開発。1913年、保科製作所は往診用カバンのメーカーとして誕生しました。レントゲン技術が普及しはじめた1950年代、国内初のX線防護衣『JIS前掛』を開発。以来、創業当時からのチャレンジ精神を大切にしながら、X線防護衣の機能性・快適性のさらなる進化をめざしています。X線防護衣 総合インフォメーション安全にお使いいただくためのコツや、私たちの製品づくりのこだわりなどをご紹介します。Column 11Column X線防護衣の管理の基本は?HOSHINA X-ray PROTECTOR

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