保科製作所 2014年X線防護用品 総合カタログ page 5/36

保科製作所 2014年X線防護用品 総合カタログ

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保科製作所 2014年X線防護用品 総合カタログ

空調システムが作る“風の道”。長年の課題であった涼しい防護衣を実現した。遮へい材表面材積層方法1950年代 X線防護衣『JIS前掛』を開発(国内初)1980年代 積層方法を開発1995年 無鉛の遮へい材を導入(国内初)2008年 空調システム付きX線防護衣『ウィンド・ピア』を開発2010年 軽快タイプX線防護衣『バックフレーム』を開発保科製作所の挑戦の歴史?? 線防護衣でもっとも重要なのは放射線の遮へい性能ですが、もう一つ大事なのが、「軽い」、「やわらかい」、「汗をかきにくい」という??つのキーワードに表される快適性です。前述の『?????? 前掛』は、厚さ?????? ほどの鉛入りのゴム素材で、?? 着の重量は今とは比べものにならないほどでした。しかも、きわめて硬い素材であったために、着用時にはまるでヨロイのように感じられたといいます。その後、ゴムよりも軽くて柔軟性のある塩ビ素材が登場、加工における自由度も上がり、袖付きの製品などユニークなデザインの?? 線防護衣も生まれました。また、“積層方法”という製法を開発して、よりしなやかで動きやすい製品も実現。これは、遮へい材を?? 枚の表面材で挟み込むというもので、現在、この製法は国内の??線防護衣の主流となっています。さらに、「軽さ」という課題をより飛躍的に向上させたのが、“無鉛”の放射線遮へい材です。????????(アメリカ航空宇宙局)の宇宙開発技術から生まれた新素材で、鉛入りの遮へい材より????%も軽いというメリットがありました。???????? 年、保科製作所はこの遮へい材をいち早く導入、?? 線防護衣の大幅な軽量化を実現しました。現在は広く知られる“無鉛”という言葉を最初に使ったのも、じつはわたしたち保科製作所でした。新しい技術への挑戦がX線防護衣の進化を支えてきた。残る課題は「汗をかかない」。これについては、インナーメッシュ素材で通気性を高めた製品などを開発してきましたが、さらに根本的な解決策となったのが、????????年に発売した空調システム付き?? 線防護衣『ウィンド・ピア』シリーズです。これは気化熱を利用したもので、付属のファンが汗をスピーディに乾かすことによって涼感をもたらすシステム。「着用するとすぐに汗が引く」と現場でも高い評価を得ています。?? 線検査が幅広く普及し、また、画像診断を用いた手術(??????)が日常的に行われる昨今は、医療現場のみなさまが防護衣を着用して過ごす時間が格段に長くなっています。医療という繊細な行為を支えるために、?? 線防護衣はこれからもいっそう進化させていかなくてはなりません。保科製作所ではこれからも進取の精神をもち、どんなに難問と思われる課題にも懸命に取り組んでいきます。医療現場のみなさまに、少しでも優れた製品をお届けするために。チャレンジ精神で  明日をひらく。??